文字数は多い方が良いのか、少ない方が良いのか。
日々日記ブログを執筆しているけど、長文と短文どっちが良いのか迷う……という経験をしたことがありますか?(いきなりの問いかけ)
今回はそれをしっかり考え、より理想のブログに近づけようというコンセプトです。うーん、ちょい堅苦しいかな? ごめんよ。
逆にここをしっかりしないと、ブロガーは「こんなに詳しく書いて、楽しいだろう」と思っていても、読者は「長い。ダレる」という事態が発生しかねません。
この記事でそれぞれのメリットデメリットを解説するので、これで読まれる日記へ向けて進んでいきましょう。
ただ何となく書いているだけだと、本当ふとした瞬間に「あっ、これ誰も読まなくね?」って気づいて落胆するんですよね(経験談)。怖すぎる……
最初に
長文も悪いとは言えないですが、短文に軍配が上がります。
と、端的に行っても実感がわきにくいと思うので、それぞれのメリットデメリットを列挙してみましょう。
長文 1500文字~
誤解が少ない
長文は、それだけ自分の思いを大量に綴るということなので、読者に誤解をされづらいです。
例えば○○です。でもこの場合は○○で、○○になります。この場合これがあって、これがあって……
と書けるだけかけば、突っ込まれにくい日記になりますよね。「極論を言うなぁ」とか思われずに済みます。完全にゼロにはできませんが、批判はグッと減るはず。
かさばらない
長文を書いて記事にしていくのと、短文を書いて記事にしていくのでは、断然長文の方が記事数が少なくなります。
ブログのイメージ的にも「洗練された、渾身の記事だけ」という整っていて美しいという雰囲気を読者に与えることができる。もちろん文章が乱雑では難しいですけれどね。
それに、ブロガー視点でも記事がむやみに増えないので管理しやすいというメリットにもなります。
リンククリック数が減る
続きものの日記を書いている時、読者には嬉しいことですね。
NAVERまとめとかで一つの内容の記事なのに、5ページぐらいに分かれててイライラした経験はありませんか?
例が極端ですが、あれの逆と考えて読者が行う動作は少ない方がストレスフリーですよね。
文字数が多くてダレる
これは前提としての問題があるのですが、ほとんどの読者は記事を隅から隅まで読みません。
ファン・普通の読者・初めてきた読者で言えば、「初めてきた読者」の割合が一番多い。そして、簡単に記事から離れてしまいます。
500文字なら全部読む可能性はまだありますが、10000文字ぐらいになると
・飛ばし飛ばし読む
・途中で飽きる
これのどっちかになるのではないかと。頑張って書いたのに全然読まれない……という事態はツラいです。
一貫性が低い
長文は気を付けてかかないと「結局何がいいたかったの?」となりやすいです。
一つのネタについて話すだけでは長文にはなりません。
例えば「コンビニでおにぎりを買った話」をするとして、沢山語りたいとすれば
・なんでおにぎりを買ったのか
・おなかが空いて……
・ゲームやってたら……
・その日ゲームでこんなイベントがやってて……
とこんな風にでもしないとすぐに話が終わってしまいます。それで、こんな話面白い? ってなりがち。
そうならないように、濃い話題を持ってくるのは良いのですが、ネタの厳選は「書くことない」に繋がるので難しい所。
書くのが大変
単純に労力がかかるというものです。
「これでやっと1記事か……」という自分に降りかかる現実は中々に重くのしかかり、モチベーションを低下させます。
そこまで無理して書くより、まずは土台を作るためにサッと書いて記事を沢山書いた! っていう喜びを得てもよいのじゃないかと思う。
書くことがなくなりやすい
上で言った「ネタの厳選」に似通った話ですが、次何書けば良いんだとなりがちです。
毎回長文を書くということはハードルも高いので、ツイッターのように「ねむいー」「おはよう」などで済ませらない(極端な例2)。
要は腰を据えて沢山かける話題を探して書かなきゃいけないので、やはり短文より執筆は難しいです。
短文 ~1500文字
手軽に見れる
Youtube Shortみたいな感覚で見れます。
この忙しい現代社会、ここ数年は特に顕著でみな手軽に見れて面白いコンテンツを求めている傾向がありますよね。
それに合わせてサクッと「面白い」を提供するのはウけやすいでしょう。
テーマがわかりやすい
短文で何個ものネタを入れる訳ではないと思うので、必然的に1つのテーマについて話すと思います。
例えばディズニーランドに行ってきたという話をするのであれば、何個か乗ったアトラクションについて話すはず。
それでも良いのですが、「ディズニーランドの○○が凄い!」みたいにすると、そのアトラクションが好きな読者からしたら、タイトルに書いてあってわかりやすいし、そのアトラクションのことだけ書かれているので無駄を感じにくい。
このように、「何について話すか」を明確化しやすいのが短文です。
文章が洗練される
ブロガーにとっても負担は小さいので、その分良い文章を考えやすいです。
・ここはこうした方が良いな
・ここに補足しておこう
・画像はこうしよう
など、余裕が生まれます。長文だと書くことだけに精一杯になりがちですからね。
ネタに困らない
ちょっと書けば良いだけなので、割とパッと思いついたことをネタにしやすいです。
例えば2Dマリオの記事を書くとして、長文で書くつもりなら
・歴代2Dマリオを遊んでみた!
のように、する必要があると思うのですが、短文で良いなら
・2Dマリオ「スーパーマリオブラザーズ」
・2Dマリオ「スーパーマリオブラザーズ2」
・2Dマリオ「スーパーマリオブラザーズ3」
のようにネタを分散させることもできます。これは困らないですね。
読み疲れない
読者というか、人間全てに言えることなのですが、「飽き」というものは必ずくるものです。
いくら素晴らしい記事でも、50000字と聞いて全部読みたいとなるでしょうか(極端な例3)。
結局途中でやめるか、飛ばし飛ばし見るかになるでしょう。
それなら短文で書いた方が読了率も高いという訳です。
アクセス数が増える
わかりやすい話題で、記事を量産できるので、単純にインプレッション(表示された数)も増えて見てもらいやすいです。
例えば宇宙旅行の日記を書くとして、1記事でまとめるより、5記事ぐらいに小分けした方が
・次の記事のわくわく感
・検索ワードでヒットしやすい(5記事分の別々のタイトルがあれば)
というメリットがあり、アクセスが多くなります。もちろん良質な記事を書くことは重要ですが、チャンスが増えるというイメージですね。
満足感が足りない
濃いファンを作りにくい理由になりますね。
例えば映画で感動した日記を書く時
・ここがよかった。泣いた。
だけでは全く読者は共感しないですね(極端な例4)。
短文で満足感を出すにはセンスが必要な気がします。
説明不足
あまりにも端折ったお陰で、説明不足で読んでもよくわからない記事になることも。
読んでも意味ない記事になるなら、短文だろうが書く労力だけ無駄になってしまったと捉えられますよね。
ここも「わかりやすく端的に」書けば解決する問題ですが、センスが必要です。
ただブロガーとして成功したい以上、「センス磨き」は不可欠かもしれませんね。
読者の記憶に残りにくい
YoutubeとYoutube Shortの動画のどっちが記憶に残りやすいか理論と同じです。
どんどんと流し見する動画の大半は記憶から忘れ去られるでしょう。
これの対処法は、強烈な刺激を与えることです。そうすれば短文であることがむしろメリットになり、読者の記憶に定着します。
まとめ
そんな感じです。短文のメリットが多めですね。という訳で僕は短文推奨です。
ざっと上げたものばかりですが、少しは整理できたのではないでしょうか。
これを踏まえた上でしっかりとなぜ長文にするか、短文にするかを明確にして自分のブログの方向性を確認しましょう。
参考までに、僕は現状
・基本短文で書いていく
・文章センスを磨いて、読者の記憶残るように
・できれば、たまに濃いボリュームある記事も出して足跡を残したい
こんな結論に行き届きました。記事を書くハードルを限りなく下げて、「センス磨き」しながら、みたいな。
あ、やる気がある時だけね。モチベ低い時はYoutube見て笑ってることにするよ(自分に甘々マン)。
楽しくやって、そんな中で少し戦略的にして、ほどほどに成果ももって行きたいたぎでした。以上!